Heiliger Boden [ALPINA story]
------- Buchloe
なぜ故この地なのか、という愚かなる問い掛けは、この地を包む空気感が軽く一掃してくれた
初冬の朝日に照らし出される光景に、長年抱いていた憧憬やイメージが穏やかにシンクロして浸透してゆく
静かな朝に仄かに香るサウンド・ノートが聴こえてきそうだ
この空気、色合い、風、そして光、佇まい
その総てが、この地で初めて火を入れられたエンジンに、ALPINAという概念に転化したかたちで封じ込められているのだろう
この香る風と淡い耀き、冷やかに匂い立つ朝を忘れずに、また、駆けよう
珠玉のストレート・シックスとともに